肺がん見落とし女性死亡 杉並区の健診クリニック


 東京都杉並区にある「河北健診クリニック」で、今年1月に肺がん検診を受け 異常なし と判定されていた40代女性が、先月肺がんで死亡した。この女性は過去2014年と2015年にも区の肺がん検診を受けていたが、その際、腫瘤影をnipple影として見逃され 異常なし と判定されていた。

 見落としに気づいたのは、この女性が今年4月、呼吸困難で他院に救急搬送された際、胸部X線で異常が指摘されたことによる。その後、肺がんと診断され治療を続けていたが先月死亡した。

 同クリニックは17日の記者会見で、見落としの事実を認め謝罪。本来、検査画像は同クリニックで1次判定、杉並区医師会が2次判定を行っていたが、2014年9月以降、検診対象者の増加を理由に1次、2次判定とも同クリニックで行っていた。区は今回の問題を受け、同クリニックに対して2014年9月以降の画像9424件について調査を依頼、そのうち新たに44件が要精密検査の判定となった。

 


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